脈々と受け継がれる、有村の信念
有村紙工との関わり
(高倉・右)
有村紙工とは昔からお世話になっていて、小・中学校のころからお手伝いという形で携わっていました。幼心で、将来有村紙工に就職する!と思ったことを思い出しました。入社してから25年目になりますので、長い間段ボールと携わっております。
(斎田・左)
前回インタビュー者の室長(有村 将)と高校の同級生になります。その室長の紹介で入社する運びになりました。入社して10年目になります。
段ボール業界に関わるということは入社するまでは全くありませんでした。
入社してからは不安というより、がむしゃらに1から学ばせて頂いて、今があるような感じです。日々関わる方々に協力して頂きながら、感謝の気持ちを持って働かせて頂いてます。
段ボールの奥深さ
(高倉)
段ボールの種類は無数に存在します。一般的な配送用の段ボールももちろんですが、
「中に入れる商品」・「送る場所」・「コスト」によって様々な提案ができます。
特にそこに面白さ・難しさがあります。私個人としては、お客様と様々な打ち合わせを経て、完成し、納品できた段ボールを見て、毎度やってきて良かったなと思います。
試行錯誤している間はとても大変ですけどね、、、笑
完成した商品を見るとそれも報われます。そしてその商品をお客様にリピートして貰えたら、さらに嬉しいですし、やってよかったなという気持ちになります。
(斎田)
この業界に入るまでは、段ボールの厚みなど気にも止めていなかったですが、この業界に飛び込むと様々な段ボールがあることにびっくりします。様々なダンボールがあるということはその分覚えることが沢山あり、大変でした、、、今も「”できない”は言わない」ためにどんな提案があるかを考え、調整するので一生懸命です。がむしゃらという感じです!
受け継がれる信念
(高倉)
「”できない”は言わない」という信念はずっとあります。
これは会長・社長の時から受け継がれている信念です。私も身に染み付いています。昔からずっと大切にしている言葉です。
物理的に難しい。という場面でも、何か別の方法でできないかを模索します。
どんなことでも、断らないという気持ちで仕事を続けてきているからこそ、今の有村紙工があるのではないかなと思っています。
(斎田)
私は、高倉さんのお客様を引き継いだタイミングがあったのですが、その時にお客様から「高倉さんはやってくれたよ!」と言葉をもらうことがあります。そういった高倉さんへの信頼を、私も引き継いでいかなきゃと、責任感を持ちながら仕事をしています。ここまでお客様と信頼関係を築けているのは、「”できない”は言わない」という信念を高倉さんが貫いてきたからだと思います。私もその意思を感じて、仕事していきたいです。
お客様からの信頼
(高倉)
先代のエピソードで「パソコンを入れてくれない?」とお客様から言われたことがあるという話がありました。段ボール屋さんなのにですよ。そして先代はパソコンをしっかり納品したそうです笑
有村さんなら、なんとかしてくれるというエピソードの真髄だと思います。
私も同じような流れで、爪楊枝を納品したことがあります笑
何でも屋さんに近い感覚がありますね。有村さんならなんとかしてくると思っているから、お客様も相談してくれていると思うので、そういった信頼関係を築けているのはとても嬉しいです。
(斎田)
たまにお客様からのお電話で一言目に「ちょっと無理なこと言っていい?」と言われることがありますね笑
今日の今日で段ボールが必要になってしまったという相談でした。
このような電話を掛けてきてくれるのは、なんとかしてくれると思って頂いているからだと思います。
このように頼って頂けるということは、日々信念を持って活動しているからなのかなと思います。
最後に一言
(高倉)
今回のインタビューで今までのことを振り返りましたが、1枚の段ボールの注文からもしっかり対応させて頂くということにびっくりされるお客様もいらっしゃいますし、「”できない”は言わない」という信念は変えちゃいけないなということを改めて感じました。
この信念があるからこそ、有村紙工があると思いますし、これからも引き継いでいきたいと思います。
(斎田)
自由に働かせて頂いているな、ということを本当に感じます。
営業という立場なので、数字は切っても切り離せないものですが、
数字が出ていない時も何も言われません。その分自分で考えて動かなければ。という責任感があります。
この自由に働かせて頂いているということに感謝をして、これからも会社に恩返ししていけたらと考えています。